家庭医学館 「外傷性くも膜下血腫」の解説 がいしょうせいくもまくかけっしゅ【外傷性くも膜下血腫 Traumatic Subarachnoid Hematoma】 [どんな病気か] 脳を包むいちばん内側の軟膜(なんまく)とその外側のくも膜の間(くも膜下腔(まくかくう))に出血し、血のかたまり(血腫(けっしゅ))ができたものです。 くも膜下腔には脳脊髄液(のうせきずいえき)が流れているので、血腫ができることはまれです。 特別な治療は必要ないのがふつうですが、脳挫傷によって生じている場合などは重症です。 頭痛があれば鎮痛薬を内服するなど、症状に応じて治療します。 出典 小学館家庭医学館について 情報