外貨金融(読み)がいかきんゆう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

外貨金融
がいかきんゆう

ドルやポンドなどの外国通貨で行われる金融のことで,国内の円金融と区別するためこう呼ばれる。 (1) 日本の貿易商社の海外支店や現地法人を対象として行われる対日輸出入金融などの現地貸付け (→現地金融 ) ,(2) シッパーズ・ユーザンスといわれる期限付手形振出しにより,アメリカやイギリスの売手から支払猶予を受けるもの,(3) 日本において為替銀行みずからの外貨資金により輸入業者に対する外貨ローンが行われる本邦ローンまたは自行ユーザンスなど,外貨金融という言葉は広範囲に使用されている。

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デジタル大辞泉の解説

がいか‐きんゆう〔グワイクワ‐〕【外貨金融】

外貨建ての金融。外国為替を取り扱う銀行が国内で行う金融と、海外で行う金融とがある。

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大辞林 第三版の解説

がいかきんゆう【外貨金融】

外国にある日本商社・現地法人に対して、外国為替銀行がその国の通貨で行う金融。現地貸し。現地金融。

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世界大百科事典内の外貨金融の言及

【円シフト】より

…広義には外貨金融から円金融へ移行することを指すが,狭義には日本の貿易取引に係る金融,とくに輸入取引に係る外貨金融が円金融へ移行(シフト)することを意味している。 円シフトは,日本の輸入金融について金利裁定取引に関連した円の国際化という側面をもっている。…

※「外貨金融」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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