マルチラテラリズム(その他表記)multi-lateralism

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「マルチラテラリズム」の意味・読み・例文・類語

マルチ‐ラテラリズム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] multilateralism ) 貿易などの国際問題を、当事者である二国間だけではなく、多国間で調整・処理すべきであるという考え方。多国間主義。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルチラテラリズム」の意味・わかりやすい解説

マルチラテラリズム
multi-lateralism

多国間主義。貿易においては2国間ではなく世界全体との関係として問題をとらえるべきだとする考え方。政治経済の国際的な相互依存が広まるなかで強調されてきた考えで,自由・多角的・無差別な貿易を目指したガット GATTおよび世界貿易機関 WTOの大きな目標の1つである。しかし近年,2国間での貿易摩擦の問題が大きくなるにつれて,関係国同士の交渉によって問題解決をはかろうとする2国間主義も台頭しつつある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む