日本歴史地名大系 「多度津藩陣屋跡」の解説
多度津藩陣屋跡
たどつはんじんやあと
県道二一号の北側沿いにあるJR四国多度津車輛所内にあったとされている。文政一〇年(一八二七)四代多度津藩主京極高賢の時に幕府の許可を得て、それまでの丸亀城内の部屋住みから当地に陣屋を構えた。以後、明治四年(一八七一)の廃藩まで京極氏三代の陣屋であった。
明暦四年(一六五八)京極高和が丸亀城に入り、計六万六七石余を領した。高豊の庶子高通が領内のうち二〇ヵ村、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報