デジタル大辞泉 「多色暈」の意味・読み・例文・類語 たしき‐うん【多色×暈】 黒雲母くろうんも・角閃石かくせんせきなどが、ジルコンなどの放射性鉱物を含んでいるとき、その周りにできる球状の多色性の強い変色帯。多色性ハロー。たしょくうん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「多色暈」の意味・読み・例文・類語 たしょく‐うん【多色暈】 〘 名詞 〙 黒雲母(くろうんも)、角閃石(かくせんせき)などの中に放射性元素を含む鉱物が含まれているとき、その周囲に生じる多色性の強い斑点。多色性ハロ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「多色暈」の解説 多色暈 放射性元素を含む包有物を囲む色の付いた球状の部分.包有物の周囲を取り囲む鉱物よりも暗い色調が特徴である.色の付いた帯は包有物の周囲と平行で,放射性元素からのα粒子の放射により形成される.多色暈を作る放射性包有物にはジルコンなどが代表的な鉱物である[Joly : 1910]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報