【Ⅰ】不飽和結合ともいう.二重結合,三重結合の総称.代表的な多重結合にはC=C,C≡C,C=O,C=N,C≡N,N≡N,N=Oなどがあり,結合のうち一つはσ結合,ほかはπ結合からなっているのが普通である.多重結合が付加反応をするのは後者の存在による.π結合の増加に伴い,2原子間の結合エネルギーは増加し,結合距離は短くなる.【Ⅱ】結合軸の回転に対して,結合に使われる波動関数の位相が1回以上変化するものを含む結合をいう.たとえば,N2 は三重結合であるが,σ結合とπ結合があり,合わせて三重結合という.金属錯体には多核錯体が多くつくられており,それらのうち,金属-金属結合がある場合には,二つの金属原子のd軌道間で結合する場合があり(δ結合),これらでは,金属原子間距離は短くなっている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新