共有結合において、単結合以外の結合状態をいう。多重結合multiple bondともいう。
一般に単結合は、二つの原子に属する電子の電子雲が重なり合ってσ(シグマ)結合をつくる。しかし、2個または3個の電子が結合にあずかるとき、σ結合のほかに、一または二つのπ(パイ)結合をつくる。これらがそれぞれ二重結合、三重結合である。π結合は、σ結合に比べて結合エネルギーが弱く、反応性に富む。
古典有機化学者は、単結合からなる炭素化合物が、四価の原子価がすべて使用されていて安定と考え、これを飽和炭化水素と名づけた。これに対し、π結合をもつ場合には、まだ結合に余裕があり「不飽和」であるとしてこの名前をつけた。エタンに対するエチレン、アセチレンは不飽和結合をもつ炭素化合物である。しかし芳香族化合物では、二重結合をもっていても不飽和とはいわない。これは共役二重結合になっていて、それ自身が安定なためである。
[下沢 隆]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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