家庭医学館 「大動脈・肺動脈窓」の解説 だいどうみゃくはいどうみゃくそう【大動脈・肺動脈窓】 大動脈と肺動脈が1つの窓を介して接している状態で、動脈幹中隔(図「中隔、弁膜の位置と名称」)の欠損のためにおこります。 この部分で短絡(たんらく)がおこるので、動脈管開存(かいぞん)(「動脈管開存(症)」)に似た血液の流れとなり、肺血流量も増加します。 診断がむずかしく、カテーテル検査(コラム「先天性心疾患の検査と診断」)で見つかることもあります。 窓を閉鎖する手術をします。 出典 小学館家庭医学館について 情報