コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

短絡 タンラク

デジタル大辞泉の解説

たん‐らく【短絡】

[名・形動](スル)
電気回路で、電位差のある二点間をきわめて抵抗の小さい導体で接続すること。また、絶縁が破れて、抵抗の小さい回路ができること。ショート。「短絡事故」
事柄の本質を考えず、またとるべき手順を踏まえずに、原因と結果、問いと答えなどを性急に結びつけてしまうこと。また、そのさま。「短絡な発想」「わずかな事例から短絡して結論に導く」
シャント2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

短絡【たんらく】

電位差のある2本の線路を抵抗またはインピーダンスの小さい導体で直接結ぶこと,または接続されてしまう事故をいう。線路に大電流が流れ,事故の原因となる。英語のショートサーキットshort circuitを略してショートともいう。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

たんらく【短絡 short circuit】

ショートともいう。正常な状態またはふつうの使用条件では,電圧を発生している2点間を導体で接続すること,または接続されてしまう事故などをいう。短絡により,短以前に出ていた電圧はほぼ0となり,短絡地点には大電流が流れることが多い。 電源,送電線などの線間短絡,三相回路の2線が短絡する相間短絡,1線と接地との間の短絡である地絡,電気機器のコイルなどでの層間短絡などの事故が起こると,過大な短絡電流が流れる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

たんらく【短絡】

( 名 ) スル
ショート に同じ。 「回路が-する」
途中の論理や筋道を無視して、本来関係のない原因と結果あるいは前提と結論を性急に結び付けてしまうこと。 「 -した論理」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

短絡
たんらく

ショート」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

短絡
たんらく
shortshort circuit

電源や電気・電子回路において、電圧の生じている2点間が接触して電気的に接続されたり、相対的に低い抵抗(インピーダンス)の導体で電気的に接続されたりする状態をいう。ショート、ショートサーキットともいう。水も短絡の原因となる。エレクトロニクス製品を水中に落とすと動作しなくなるのは回路が短絡するためである。電圧を生じている発電機や電気回路などが短絡されると、大電流が流れて発電機や回路などを焼損するおそれがある。そこで送・配電線や電気機器には、短絡した場合でも過大な電流の流れる時間をできる限り短くして焼損を防ぐために、遮断器やヒューズを設けてある。電源コンセント周りや、エレクトロニクス製品の内部にたまったほこりを長時間放置すると、炭化して電気が流れやすくなって短絡し、火災の原因となるので注意が必要である。このように短絡は誤って生ずる場合が多い。これに対し、電気計器やエレクトロニクス機器の保護のために、不使用時にはこれらの機器の端子間を短絡しておくこともある。周波数が高い場合、2点間を導線で結んでも、導線の長さが波長と同程度以上になる場合はリアクタンスが無視できないため、完全な短絡状態にはならない。[布施 正・吉澤昌純]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

短絡の関連キーワード純型肺動脈弁閉鎖(症)折尾土地区画整理事業総動脈幹遺残(症)フラッシュオーバーサージ防護デバイスファロー四徴(症)レッヘル線波長計三尖弁閉鎖(症)巻線型誘導電動機エアセクション籠型誘導電動機ノートンの定理心室中隔欠損症LPシャント術磁気漏れ変圧器くま取りコイルVPシャント術アンプリダインWPW症候群誘導電動機

今日のキーワード

ブラックフライデー

米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから。→サイ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

短絡の関連情報