大国屋跡(読み)だいこくやあと

日本歴史地名大系 「大国屋跡」の解説

大国屋跡
だいこくやあと

[現在地名]小樽市稲穂二丁目

小樽市街にあった百貨店。明治四〇年(一九〇七)福井の大国屋(嘉永六年創業)二代目金栄庄太郎が北海道を視察、小樽に支店を開いた。大正一三年(一九二四)株式会社に変更。昭和九年(一九三四)百貨店に発展。同一二年の北海道博覧会では会場の一つとなり、五階部分を改装した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android