大国屋跡(読み)だいこくやあと

日本歴史地名大系 「大国屋跡」の解説

大国屋跡
だいこくやあと

[現在地名]小樽市稲穂二丁目

小樽市街にあった百貨店。明治四〇年(一九〇七)福井の大国屋(嘉永六年創業)二代目金栄庄太郎が北海道を視察、小樽に支店を開いた。大正一三年(一九二四)株式会社に変更。昭和九年(一九三四)百貨店に発展。同一二年の北海道博覧会では会場の一つとなり、五階部分を改装した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android