大坂井村(読み)おおさかいむら

日本歴史地名大系 「大坂井村」の解説

大坂井村
おおさかいむら

[現在地名]大川市坂井さかい

田口たぐち村の東に位置し、東は小坂井こざかい村。オオザカイとも称する。中世三潴みづま庄のうちで、小坂井村とともにさかい村と称した。年月日未詳の三潴庄地頭名主交名注文(東寺百合文書/鎌倉遺文二七)によると堺村は三潴庄の領家(四条家)の氏寺である法常住院領に属し、山城石清水いわしみず八幡宮地頭職を有した。貞和三年(一三四七)九月二三日の高良宮祭料米色々神役村々注文写(御船文書/南北朝遺文(九州編)二)では冬祭分の祭頭、大念仏供米七斗を負担した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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