大山蓮華(読み)オオヤマレンゲ

デジタル大辞泉 「大山蓮華」の意味・読み・例文・類語

おおやま‐れんげ〔おほやま‐〕【大山×蓮華】

モクレン科の落葉低木。本州以西の深山に自生し、葉は倒卵形裏面に白い毛がある。5~7月芳香をもつ大形の白い花を開く。観賞用に庭に植える。みやまれんげ。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「大山蓮華」の意味・読み・例文・類語

おおやま‐れんげおほやま‥【大山蓮華】

  1. 〘 名詞 〙 モクレン科の落葉小高木。本州の関東、中部、近畿地方、四国、九州の深山にまれに野生するほか、庭木として栽植もされる。幹は直立して、まばらに太い枝を分枝し、高さ四メートルくらいになる。葉は長さ三センチメートルほどの柄があり、互生し、広倒卵形で先端は短く突出し、長さ九~一五センチメートルになり、裏に白毛が密生する。初夏、芳香をもつ径五~七センチメートルになる白色の花が下向きに咲く。花びらは倒卵形で六~九枚あり、雄しべ鮮紅色、がくは淡紅色。みやまれんげ。《 季語・夏 》 〔薬品名彙(1873)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大山蓮華」の解説

大山蓮華 (オオヤマレンゲ)

学名Magnolia sieboldii
植物。モクレン科の落葉小高木,園芸植物

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