大村加卜(読み)おおむら かぼく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大村加卜」の解説

大村加卜 おおむら-かぼく

?-1705* 江戸時代前期の医師,刀工
越後(えちご)(新潟県)高田藩主松平光長に医師としてつかえた。のち水戸徳川家の侍医となる。また40年余にわたり刀をつくりつづけ,貞享(じょうきょう)元年「刀剣秘宝」「日本刀鍛法秘書」をあらわした。宝永元年12月18日死去。駿河(するが)(静岡県)出身本姓大森。名は安秀通称は治左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android