大村純安(読み)おおむら じゅんあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大村純安」の解説

大村純安 おおむら-じゅんあん

1850-1870 幕末-明治時代の医師
嘉永(かえい)3年生まれ。阿波(あわ)徳島藩儒医。巌谷一六,篠田秀道にまなぶ。江戸にでて英学をおさめ,明治元年洲本学問所の文学教授となる。3年稲田騒動(阿波庚午(こうご)の変)にくわわって,明治政府に捕らえられ,同年9月3日同志9名とともに切腹した。21歳。淡路(あわじ)(兵庫県)出身。字(あざな)は誠卿。号は竹窓。著作に「竹窓遺稿」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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