日本歴史地名大系 「大根子村」の解説 大根子村おおねこむら 青森県:南津軽郡田舎館村大根子村[現在地名]田舎館村大根子浅瀬石(あせいし)川の形成した低い河岸段丘上にあり、川原田(かわらだ)は古流の面影を残す氾濫原である。北の対岸は川辺(かわべ)村、南は支村の田中(たなか)村、東は諏訪堂(すわどう)村、西は豊蒔(とよまき)村に接する。正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎郡の新田に高二四一・四八石とある。天和四年(一六八四)の書上帳とその絵図によれば、蔵屋敷があり、屋敷二〇軒、うち百姓庄屋とも四、一年作屋敷一、諸給人一五、山伏屋敷源正坊とあり、地名としていかり坪・不動森・前田面・高崎袋・沖田面・田中村・藤木・ねね子田・南城・沖道・なべふせ・からすまき・穴淵添などがあった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by