百科事典マイペディア 「大気成層」の意味・わかりやすい解説 大気成層【たいきせいそう】 大気圏がほぼ同心球的に地球をとりまく層状の構造を形成していること。この区分や名称は気温,分子量,電離,特徴的化学過程などの違いによって決められる。大きな区分は圏と呼び,これを細分した場合に層と名づける。たとえば,電離圏とE層,F層など。気象学では世界気象機関が1962年に提唱した気温の垂直構造に基づく大気成層の区分の仕方と名称が使用されている。すなわち,大気圏は下から対流圏,成層圏,中間圏,熱圏に区分される。→関連項目圏界面|高層大気|成層圏|大気|対流圏 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by