大江景繁(読み)おおえ かげしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大江景繁」の解説

大江景繁 おおえ-かげしげ

?-1352 鎌倉-南北朝時代武士
はじめ後宇多上皇の北面となる。後醍醐(ごだいご)天皇のときに刑部大輔(ぎょうぶのたいふ)となり,天皇が花山第に幽閉されると,北朝をあざむき,天皇の吉野への脱出をはかった。観応(かんのう)3=正平(しょうへい)7年4月25日後村上天皇の男山行幸の際,足利義詮(よしあきら)軍とたたかって没した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android