大沢小才太(読み)おおさわ こさいた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大沢小才太」の解説

大沢小才太 おおさわ-こさいた

1811-1889 江戸時代後期の名主
文化8年生まれ。福住正兄(ふくずみ-まさえ)の兄。相模(さがみ)片岡村(神奈川県平塚市)の旗本高井氏知行所名主。家族で二宮尊徳の教えをうけた。天保(てんぽう)の飢饉(ききん)で疲弊した片岡村の復興に着手し,借財返還,荒地開墾など報徳仕法による自力更生の模範村とした。明治22年8月16日死去。79歳。名は精一

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android