大社義規(読み)オオコソヨシノリ

デジタル大辞泉 「大社義規」の意味・読み・例文・類語

おおこそ‐よしのり〔おほこそ‐〕【大社義規】

[1915~2005]企業家香川出身昭和17年(1942)徳島日本にっぽんハム株式会社の前身となる食肉加工工場を設立。昭和38年(1963)、現社名に変更。昭和48年(1973)、日拓ホームフライヤーズを買収し、日本ハムファイターズとしてプロ野球参入。頻繁に球場に通い、野球好きのオーナーとして知られた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大社義規」の解説

大社義規 おおこそ-よしのり

1915-2005 昭和-平成時代の経営者。
大正4年2月1日生まれ。叔父が経営していた香川県養豚組合にはいり,昭和17年徳島食肉加工場(のち徳島ハム)を設立。38年鳥清ハムと合併して日本ハムを設立し,社長。プロ野球球団日本ハム・ファイターズを経営して会社の知名度をたかめ,業界大手の地位をかためた。平成2年会長兼社長。8年会長に専任。14年牛海綿状脳症(BSE)にからむ牛肉偽装事件で辞任し,経営から身をひいた。平成17年4月27日死去。90歳。平成21年特別表彰で野球殿堂入り。香川県出身。高松高商(現香川大)中退

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android