大谷五郎右衛門(読み)おおたに ごろうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷五郎右衛門」の解説

大谷五郎右衛門 おおたに-ごろうえもん

?-1670 江戸時代前期の製塩家。
阿波(あわ)徳島城主蜂須賀(はちすか)家政に馬居七郎兵衛とともにまねかれ,慶長4年斎田(さいた)村(鳴門市)に塩田をひらく。のち撫養(むや)塩方12ヵ村が開発され,生産された塩は斎田塩として全国的に知られた。寛文10年9月死去。播磨(はりま)(兵庫県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android