新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「大野誠」の解説 大野 誠オオノ マコト 肩書長野県令 出身地越後国北蒲原郡諏訪山村(新潟県) 経歴江戸に上り、藤森天山に儒学を、伊庭軍兵衛に剣を学んだ。のち帰郷、漢学者の父を援けて塾生を監督。諸国の志士と盟を結んだが、新発田藩と折り合わず、江戸に出て「春風館」を開設、文武を教授した。維新後、工部権大丞に用いられ、太政官権大書記官を経て、長野県令となった。 没年月日明治17年 出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大野誠」の解説 大野誠 おおの-まこと 1834-1884 江戸後期-明治時代の儒者,官僚。天保(てんぽう)5年4月2日生まれ。大野恥堂(ちどう)の長男。儒学を藤森弘庵に,剣術を伊庭軍兵衛にまなぶ。父の私塾絆己楼(はんきろう)で子弟をおしえ,のち江戸で春風館を開設した。維新後,太政官権大書記官,長野県令などをつとめた。明治17年10月27日死去。51歳。越後(えちご)(新潟県)出身。字(あざな)は仲亨。号は睡虎,楳華。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by