日本歴史地名大系 「大鋒寺」の解説 大鋒寺だいほうじ 長野県:長野市松代地区柴村大鋒寺[現在地名]長野市松代町柴曹洞宗真田林大鋒寺。長国寺末。本尊釈迦如来。開基は松代藩初代藩主真田信之。開山は長国寺八世観国察和尚。信之は晩年柴(しば)村に隠居所を建て住んだが、死後、その遺言によって隠居所の材木を用いて本堂等を建立した。また信之の霊屋を建てたが、当時の座敷書院にあたり、立石もそのまま開山の石碑を用いた。真田家は毎年一〇〇石を与え、霊屋、客殿、庫裏等の修理はいっさい藩費で行った。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by