大風子(読み)ダイフウシ

デジタル大辞泉 「大風子」の意味・読み・例文・類語

だいふう‐し【大風子】

アカリア科の落葉高木。葉は細長く、互生する。東南アジア原産種子から大風子油をとる。だいふうしのき。

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精選版 日本国語大辞典 「大風子」の意味・読み・例文・類語

だいふう‐し【大風子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たいふうし」とも ) アジア熱帯地方産のイイギリ科の高木。高さ二〇メートル以上になる。葉は柄をもち長さ一〇~三〇センチメートル以上の長楕円状披針形で光沢があり互生する。葉腋に数個の雄花雌花穂状につく。花は黄色の五弁花。果実球形で大きく多数の種子を含む。種子は大風子と呼ばれ、長さ二~三センチメートル、径一・五~二センチメートルで、大風子油をとる。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大風子」の解説

大風子 (ダイフウシノキ)

学名Hydnocarpus anthelmintica
植物。イイギリ科の高木,薬用植物

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