天壌(読み)テンジョウ

デジタル大辞泉 「天壌」の意味・読み・例文・類語

てん‐じょう〔‐ジヤウ〕【天壌】

天と地。天地
「幸福の度は―ただならずといえども」〈田口日本開化小史

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精選版 日本国語大辞典 「天壌」の意味・読み・例文・類語

てん‐じょう‥ジャウ【天壌】

  1. 〘 名詞 〙 天と地。あめつち。天地。
    1. [初出の実例]「天壌之間如耳、哭君何事転悽然」(出典:雲壑猿吟(1429頃)悼宝山上人次韻)
    2. 「幸福の度は天壌啻ならずと雖も、人智漸く古来の歴史を是非するに及び」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉六)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐斉策・襄王〕

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普及版 字通 「天壌」の読み・字形・画数・意味

【天壌】てんじよう(じやう)

天と地。〔戦国策、斉六〕(魯仲連、燕将に遺る書)此の二管仲・曹沫)の(ごと)きは~忿恚(ふんい)の心を去りて、身の名をす。業は三王とを爭ひ、名は天壤と相ひ敝(比)(なら)ばん。

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