天宝(読み)てんぽう

精選版 日本国語大辞典 「天宝」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぽう【天宝】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 天然宝物
    1. [初出の実例]「排列する物、凡そ物貨、天宝(テンホウ)より、日用雑品」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈総生寛〉一三)
    2. [その他の文献]〔王勃‐登洪府滕王閣餞別序〕
  2. [ 2 ] 中国、唐の玄宗皇帝の時代年号七四二‐七五六)。
    1. [初出の実例]「天宝寒儒三十年、常呼虞舜蒼天」(出典:狂雲集(15C後)杜甫像)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む