天極(読み)テンキョク

精選版 日本国語大辞典 「天極」の意味・読み・例文・類語

てん‐きょく【天極】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 地軸の延長と天球との交点。
    1. [初出の実例]「青紫堂上に陰映して、天極(キョク)に列星」(出典太平記(14C後)一一)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐天問〕
  2. [ 2 ] 北極星。〔史記‐秦始皇本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「天極」の読み・字形・画数・意味

【天極】てんきよく

天の枢軸。〔楚辞天問斡維(くわんゐ)(軸承け)は焉(いづ)くにか(かか)れる 天極は焉くにか加(架)せる

字通「天」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む