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天然ガソリン てんねんガソリンnatural gasoline

世界大百科事典 第2版の解説

てんねんガソリン【天然ガソリン natural gasoline】

NGL(natural gas liquidの略)ともいう。天然ガス井,または石油井から出る湿性ガス(比較的分子量の大きい炭化水素を含むガス)から採取されるガソリンをいう。湿性ガスからの採取法には加圧して液化させる方法とガソリンに吸収させる方法とがある。主成分はブタンC4H10,ペンタンC5H12,ヘキサンC6H14などの軽質ガソリンである。自動車用ガソリン,石油化学工業原料などとしての用途がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

天然ガソリン
てんねんがそりん
natural gasoline

ケーシングヘッドガソリンともいい、油井より原油に随伴して産出する湿性天然ガス中の液状成分を凝縮液化して得られる低沸点ガソリン。ペンタンを主成分とし、ブタン、ヘキサンも含まれる。自動車ガソリンの気化性向上用配合材や石油エーテルとして実験室用溶剤に使用される。またアメリカでは、アルキレート、その他石油化学原料としてのイソブタン、イソペンタン供給源の一部となっている。[原 伸宜]

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