天狗蝶(読み)テングチョウ

デジタル大辞泉 「天狗蝶」の意味・読み・例文・類語

てんぐ‐ちょう〔‐テフ〕【天××蝶】

鱗翅りんし目テングチョウ科の昆虫はね開張約5センチ、前翅の端はとがり、黒褐色橙色模様がある。下唇ひげが長く突出している。幼虫エノキを食べる。

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精選版 日本国語大辞典 「天狗蝶」の意味・読み・例文・類語

てんぐ‐ちょう‥テフ【天狗蝶】

  1. 〘 名詞 〙 テングチョウ科のチョウ。はねの開張四八ミリメートル内外。表面は黒褐色で、橙赤色の横帯紋があり、裏面暗褐色濃淡がある。口ひげは長く、左右合わさって頭の前方へ突き出ているのでこの名がある。日本各地に広く分布し、成虫は五~六月に多く見られ、成虫で越冬する。幼虫はエノキ類を食べる。中国、朝鮮からヨーロッパ東南部まで分布する。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「天狗蝶」の解説

天狗蝶 (テングチョウ)

学名Libythea celtis
動物。テングチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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