天顔(読み)テンガン

精選版 日本国語大辞典 「天顔」の意味・読み・例文・類語

てん‐がん【天顔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天子・天皇の顔。龍顔
    1. [初出の実例]「登高幸仰天顔近、従此翰林欲恩」(出典:江吏部集(1010‐11頃)下・重陽侍宴同賦菊有延年術各分一字応製詩)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐紫宸殿退朝口号詩〕
  3. 天の様子天気。そらもよう。
    1. [初出の実例]「是日、天顔晴朗、有温気」(出典:日本三代実録‐仁和二年(886)四月一八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む