デジタル大辞泉 「太歳」の意味・読み・例文・類語 たい‐さい【太歳】 木星の異称。暦注の八将神の一。木星の精で、その年の十二支と同じ方角に位置し、その方角がその年の吉とされる。太歳神。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「太歳」の意味・読み・例文・類語 たい‐さい【太歳・大歳】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 「たいさいじん(太歳神)」の略。[初出の実例]「太歳事如何、至二件事一陰陽師可レ申之定也」(出典:後二条師通記‐寛治六年(1092)六月二二日)[その他の文献]〔列子‐湯問〕[ 2 ] 「もくせい(木星)」の異称。〔荀子‐儒効〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の太歳の言及 【歳星】より …五行説では木に配するので木星とも称するようになった。黄道上を約12年周期で移動するため,古代中国では木星の黄道上の位置,またはその像としての太歳の位置による紀年法が行われたので歳星と称する。術数家は人君の象徴であり,諸神を率い,方位を正し,四季を循環させて1年を秩序づける星として重視し,特にその方位を犯すことを忌んだ。… ※「太歳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by