太田俊穂(読み)オオタ トシホ

20世紀日本人名事典 「太田俊穂」の解説

太田 俊穂
オオタ トシホ

昭和期の郷土史家 岩手放送会長;岩手銀行取締役。



生年
明治42(1909)年12月5日

没年
昭和63(1988)年1月15日

出身地
岩手県盛岡市

学歴〔年〕
東京外語蒙古語科〔昭和5年〕中退

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和46年〕,勲三等瑞宝章〔昭和55年〕

経歴
昭和19年岩手日報に入社。編集局長、取締役出版局長を歴任。また、28年岩手放送の設立に参加、常務、社長を経て会長に就任著書に「南部維新記」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田俊穂」の解説

太田俊穂 おおた-としほ

1909-1988 昭和時代後期の経営者
明治42年12月5日生まれ。東京日日新聞(現毎日新聞)盛岡支局をへて,昭和19年岩手日報にはいり,編集局長。岩手放送の開局に尽力し,36年社長となる。郷土史家としても知られ,「南部維新記」「北方史の残映」などおおくの著作をのこした。昭和63年1月15日死去。78歳。岩手県出身。東京外国語学校(現東京外大)中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android