残映(読み)ザンエイ

精選版 日本国語大辞典 「残映」の意味・読み・例文・類語

ざん‐えい【残映】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夕焼け。夕映え。残照。
    1. [初出の実例]「日が暮れるのに間もあるまい。残映が、山の上の帯のやうに長い雲をぼんやりと紅く染めてゐる」(出典:随筆たぬき汁(1941)〈佐藤垢石〉みやこ鳥)
  3. かつてはなやかであったものの名残。「残映をとどめる」
    1. [初出の実例]「錆びた黄金色の大きな鏡の前で、夫人の残映のやうな若さの名残りは時を刻み」(出典:恋人たちの森(1961)〈森茉莉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む