太田悌蔵(読み)オオタ テイゾウ

20世紀日本人名事典 「太田悌蔵」の解説

太田 悌蔵
オオタ テイゾウ

昭和期の倫理学者,仏教学者 法政大学名誉教授。



生年
明治33(1900)年4月8日

没年
昭和51(1976)年12月7日

出生地
青森県

学歴〔年〕
東京帝大文学部印度哲学科〔昭和2年〕卒

経歴
法政大学教授、予科長、理事などを経て第二高等学校校長、保健保育部長、通教局長、理事長を歴任、退職後大東文化大学教授となった。釈宗治について参禅、さらに鎌倉円覚寺の朝比奈宗源に参禅した。著書に「禅と倫理」「東洋思想における孤独と無情」があり訳註に「弘明集」「広弘明集」「寒山詩」「禅海一潤」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田悌蔵」の解説

太田悌蔵 おおた-ていぞう

1900-1976 昭和時代の仏教学者,倫理学者。
明治33年4月8日生まれ。中国儒教・仏教・道教の交渉史を研究。法大教授,大東文化大教授などを歴任した。「弘明(ぐみょう)集」「寒山詩」などの訳注書がある。昭和51年12月7日死去。76歳。青森県出身。東京帝大卒。著作に「禅と倫理」「東洋思想における孤独と無情」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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