太田省吾(読み)おおたしょうご

百科事典マイペディア「太田省吾」の解説

太田省吾【おおたしょうご】

劇作家演出家。中国済南市生れ。学習院大学を中退して1968年劇団転形劇場をつくり,自作戯曲を演出。1977年の《小町風伝》は能舞台を使った斬新な手法岸田国士戯曲賞を受賞した。せりふを排除して沈黙の豊かさを表現した《水の駅》(1981年)にはじまる三部作は国際的にも高い評価を受けている。1989年から藤沢市の市民シアターの芸術監督著書に《裸形劇場》(1980年)その他がある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus「太田省吾」の解説

太田省吾 おおた-しょうご

1939-2007 昭和後期-平成時代の劇作家,演出家。
昭和14年9月24日中国済南生まれ。43年劇団転形劇場の創立に参加し,45年より主宰唐十郎,鈴木忠志,佐藤信らと小劇場第1世代として活動。52年「小町風伝」で岸田戯曲賞。56年より沈黙劇「水の駅」「地の駅」「風の駅」3部作を上演。平成6年近畿大教授,のち京都造形芸大教授。平成19年7月13日死去。67歳。学習院大中退。

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