太良峠(読み)たらとうげ

日本歴史地名大系 「太良峠」の解説

太良峠
たらとうげ

帯那おびな(一四二二・三メートル)たな(一一七一メートル)を結ぶ稜線の鞍部にある峠。標高一一二〇メートル。自動車道建設以前の峠は、五〇〇メートルほど西方の標高一一六〇メートルの小ピーク付近にあった。近世初頭に描かれたと推定される甲州古城勝頼以前図(恵林寺蔵)に「西保海道石水寺ヲ通ル」と注記されることから、要害ようがい山南麓から西沢にしざわ川に沿って北上し、当峠を経て切差きつさつから西保にしぶ(現牧丘町)に至る道筋が、中世から重要な往還であったことがわかる。雁坂かりさか(現三富町)を越え、武州秩父ちちぶに抜けることもでき、甲府盆地山裾を通る秩父往還に対し、秩父裏街道ともよばれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む