デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奈貴王」の解説 奈貴王 なきおう ?-778 奈良時代の官吏。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)9年(757)橘奈良麻呂の変の直後,無位から従五位下にのぼる。大炊頭(おおいのかみ),石見守(いわみのかみ),正親正(おおきみのかみ),称徳天皇の作山陵司,伯耆(ほうきの)守などを歴任。従四位下,侍従までのぼった。宝亀(ほうき)9年2月8日死去。奈紀王,奈关王ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例