奥平忠昌(読み)おくだいらただまさ

改訂新版 世界大百科事典 「奥平忠昌」の意味・わかりやすい解説

奥平忠昌 (おくだいらただまさ)
生没年:1608-68(慶長13-寛文8)

江戸前期の譜代大名。奥平宇都宮藩2代藩主。奥平大膳大夫家昌の嫡男。母は本多忠勝の娘。幼名千福通称九八郎。1614年(慶長19)大坂夏の陣に初陣。同年遺領宇都宮10万石を継ぐ。19年(元和5)下総古河移封された。1万石を加え11万石。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥平忠昌」の解説

奥平忠昌 おくだいら-ただまさ

1608-1668 江戸時代前期の大名
慶長13年生まれ。奥平家昌長男。慶長19年下野(しもつけ)宇都宮藩主奥平家第1次2代。元和(げんな)5年下総(しもうさ)古河(こが)(茨城県)に転封(てんぽう)となる。「宇都宮釣り天井事件」後の8年宇都宮へ再封。寛文8年2月19日死去。61歳。通称は九八郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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