コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

奥村利信 おくむら としのぶ

2件 の用語解説(奥村利信の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

奥村利信 おくむら-としのぶ

?-? 江戸時代中期の浮世絵師。
享保(きょうほう)-寛延(1716-51)のころの人。奥村政信の門弟といわれ,漆絵(うるしえ)の作品がおおく,美人画を得意とした。赤本,黒本,青本等に挿絵をかく。寛延のころには「作奴化物退治」3巻をえがいている。江戸出身。通称は文志。号は文全,鶴月堂。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

奥村利信
おくむらとしのぶ

生没年未詳。江戸中期の浮世絵師。奥村政信(まさのぶ)の門人で、1710年代後半から1740年代(享保(きょうほう)~寛延(かんえん)年間)にかけて活躍。紅絵(べにえ)、漆絵(うるしえ)期の代表的絵師。画風は師の政信を追ってはいるが、溌剌(はつらつ)とした生気があり、柔和な量感に富む。描写も細やかで適度に色香も含ませ、しばしば師を超える作品を残している。美人画、役者絵を中心に、作画は1730年前後の十数年に集中、短命の絵師であったと思われる。代表作は『山下金作の大磯(おおいそ)とら』『瀬川菊之丞(きくのじょう)のくずのは道行(みちゆき)』『なつもやうむねあけ三幅対(さんぷくつい)』など。[浅野秀剛]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の奥村利信の言及

【奥村政信】より

…肉筆画にも優れ,《小倉山荘図》(東京国立博物館)などがある。門人に奥村利信(生没年不詳)がおり,享保から寛延(1716‐51)にかけて紅絵や漆絵の美人画・役者絵を多く描いた。柔らかな線と鮮やかな配色によって,優美艶麗の度は時に師をしのぐものさえあり,近年とみに評価が高い。…

※「奥村利信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

奥村利信の関連キーワード珠雀斎詮茂蟠竜軒藤田秀素古山伴水万月堂宮川正幸宮川安信泰川重利吉川盛信

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

奥村利信の関連情報