奥繁三郎(読み)オク シゲサブロウ

20世紀日本人名事典 「奥繁三郎」の解説

奥 繁三郎
オク シゲサブロウ

明治・大正期の政治家,実業家 衆院議長(政友会);京都瓦斯社長



生年
文久1年6月25日(1861年)

没年
大正13(1924)年9月8日

出生地
山城国綴喜郡八幡(京都府)

学歴〔年〕
京都師範〔明治12年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等

経歴
代々男山神社の神官教職ののち、明治17年大阪法学舎で法律を学び、代言人(弁護士)を開業。27年京都府議、郡会議長。31年以来京都府から衆院議員当選8回。自由党憲政党立憲政友会に所属し、44年政友会幹事長となる。大正3年衆院議長、6〜9年再び議長。一方、京都瓦斯、京都電気軌道各社長など関西実業界で活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「奥繁三郎」の解説

奥 繁三郎
オク シゲサブロウ


肩書
衆院議長(政友会),京都瓦斯社長

生年月日
文久1年6月25日(1861年)

出生地
山城国綴喜郡八幡(京都府)

学歴
京都師範〔明治12年〕卒

経歴
代々男山神社の神官。教職ののち、明治17年大阪法学舎で法律を学び、代言人(弁護士)を開業。27年京都府議、郡会議長。31年以来京都府から衆院議員当選8回。自由党、憲政党、立憲政友会に所属し、44年政友会幹事長となる。大正3年衆院議長、6〜9年再び議長。一方、京都瓦斯、京都電気軌道各社長など関西実業界で活躍した。

受賞
勲一等

没年月日
大正13年9月8日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

朝日日本歴史人物事典 「奥繁三郎」の解説

奥繁三郎

没年:大正13.9.8(1924)
生年:文久1.6.25(1861.8.1)
明治大正期の政党政治家,実業家。神職奥季次の長男として山城国(京都府)綴喜郡八幡に出生。京都府師範学校卒業後,大阪法学舎に学び弁護士となる。初期議会期には河原林義雄らと共に京都府自由党の中心として活動するも公民会などの中立系に押され気味であったが,府会議員となった明治27(1894)年ごろから次第に台頭し,31年の第5回総選挙から8回衆院議員に当選。立憲政友会に所属し,44年から翌年まで政友会幹事長。大正3(1914)年および6年から9年までの2度衆院議長となる。京都瓦斯,京津電気鉄道各株式会社を創立するなど実業界でも活躍した。

(村瀬信一)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥繁三郎」の解説

奥繁三郎 おく-しげさぶろう

1861-1924 明治-大正時代の政治家,実業家。
文久元年6月25日生まれ。大阪法学舎で法律をまなび明治20年弁護士を開業。31年衆議院議員(当選8回,政友会)。衆議院議長を2期つとめた。京都瓦斯(ガス),京津電気軌道などを設立し社長となるなど実業界でも活躍した。大正13年9月8日死去。64歳。山城(京都府)出身。京都師範卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「奥繁三郎」の解説

奥 繁三郎 (おく しげさぶろう)

生年月日:1861年6月25日
明治時代;大正時代の政治家;弁護士。衆議院議員
1924年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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