精選版 日本国語大辞典 「奥船」の意味・読み・例文・類語 おく‐ぶね【奥船】 〘 名詞 〙 江戸時代、長崎に来航して貿易を行なった唐船のうち、南支や東南アジアなど遠国の商船。南京、寧波、福州など近い所から来航する商船を口船(くちぶね)と呼んだのに対するもの。[初出の実例]「暹羅、東埔寨、咬𠺕吧などいふ外国の奥舟は」(出典:浮世草子・五箇の津余情男(1702)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例