日本歴史地名大系 「奥野遺跡」の解説 奥野遺跡おくのいせき 滋賀県:近江八幡市中小森村奥野遺跡[現在地名]近江八幡市中小森町・大森町白鳥(しらとり)川支流藤間(ふじま)川左岸の沖積平野にあり、標高は約九一メートル。昭和六〇年(一九八五)以降五次にわたる発掘調査が実施され、弥生時代中期から中世・近世に及ぶ遺構・遺物が確認された。遺跡の範囲は現中小森(なかこもり)町を中心とし、一部周辺に広がる。調査の成果からみると当遺跡の集落は一一―一二世紀代と一五―一六世紀代に栄え、多数の柱穴や土壙などが検出された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by