奴等(読み)ヤツラ

精選版 日本国語大辞典 「奴等」の意味・読み・例文・類語

やつ‐ら【奴等】

  1. ( 「ら」は接尾語 )
  2. [ 1 ] 〘 名詞 〙 複数の人々を卑しめていう。
    1. [初出の実例]「さふ云やつらは阿彌陀の面を見知歟ぞ」(出典:百丈清規抄(1462)二)
  3. [ 2 ] 〘 代名詞詞 〙 他称。同等以下の複数の人を卑しめたり、親しみを込めたりしていう語。あいつら。

しゃつ‐ら【奴等】

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 代名詞「しゃつ」に接尾語「ら」の付いたもの ) 他称。あいつら。
    1. [初出の実例]「這奴等(シャツラ)をこれへ抓(つかみ)出し、此条目一通り読聞せ」(出典談義本・教訓雑長持(1752)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む