デジタル大辞泉 「奴草」の意味・読み・例文・類語 やっこ‐そう〔‐サウ〕【▽奴草】 ヤッコソウ科の寄生植物。シイの木の根に寄生し、高さ約7センチで全体に白い。太い肉質の根茎に鱗片りんぺん状の葉が十字形に対生し、形が奴凧やっこだこを思わせる。晩秋、白い花が1個咲く。宮崎市内海のものは特別天然記念物。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「奴草」の意味・読み・例文・類語 やっこ‐そう‥サウ【奴草】 〘 名詞 〙 ラフレシア科の一年草。四国・九州にまれに生える無葉緑の寄生植物で、宮崎市内海のものは特別天然記念物に指定されている。高さ約五センチメートル。シイノキの根に寄生。葉は鱗片状で白く五~六対を対生。夏、茎頂に花弁のない淡黄白色の奇形花をつける。花は蜜を分泌する鳥媒花。花の下にある大形の鱗片葉を奴の袖に見立てての名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「奴草」の解説 奴草 (ヤッコソウ) 学名:Mitrastemon yamamotoi植物。ラフレシア科の寄生植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報