妄挙(読み)ボウキョ

デジタル大辞泉 「妄挙」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐きょ〔バウ‐〕【妄挙】

もうきょ(妄挙)

もう‐きょ〔マウ‐〕【妄挙】

善悪見境のない振る舞い。思慮のない行動。ぼうきょ。

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精選版 日本国語大辞典 「妄挙」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐きょ バウ‥【妄挙】

〘名〙 道理にはずれたふるまい。無分別な行ない。もうきょ。妄動
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉六「容易に其妄挙を許さず」 〔管子‐版法解〕

もう‐きょ マウ‥【妄挙】

〘名〙 (「もう」は「妄」の呉音) 善悪の見境のない振る舞い。思慮のない行動。ぼうきょ。

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普及版 字通 「妄挙」の読み・字形・画数・意味

【妄挙】もう(まう)きよ

みだりに人を挙用する。〔管子、版法解〕りて而も用ふるを知らず、用ひて而も利するを知らざる、之れを擧と謂ふ。

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