嫡家(読み)チャッケ

デジタル大辞泉 「嫡家」の意味・読み・例文・類語

ちゃっ‐け〔チヤク‐〕【嫡家】

正統の血筋を受け継いでいる家柄。嫡流。⇔庶家しょけ

ちゃく‐け【嫡家】

ちゃっけ(嫡家)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嫡家」の意味・読み・例文・類語

ちゃっ‐けチャク‥【嫡家】

  1. 〘 名詞 〙 正統の血筋をひいた家柄。嫡流の家。本家宗家。ちゃっか。⇔庶家
    1. [初出の実例]「曾祖父が記録を伝得て尤も嫡家の流たり」(出典:教訓抄(1233)一)
    2. 「庶子は嫡家(チャクケ)を越えて、官職雅意に任せたり」(出典太平記(14C後)三〇)

ちゃっ‐かチャク‥【嫡家】

  1. 〘 名詞 〙ちゃっけ(嫡家)
    1. [初出の実例]「嫡家(チャクカ)の歴々、過半命を隕(おと)す」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)後)

ちゃく‐か【嫡家】

  1. 〘 名詞 〙ちゃっか(嫡家)

ちゃく‐け【嫡家】

  1. 〘 名詞 〙ちゃっけ(嫡家)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android