子どものための哲学

共同通信ニュース用語解説 「子どものための哲学」の解説

子どものための哲学

「Philosophy for Children」の頭文字を取って(p4c)と表記される。哲学的なテーマについて、子どもたちが対話を通じて自らの考えを深めていく活動で、何を話しても否定されず、無理に発言を求められることもない。安心して話ができる場づくりが、対話を成立させる大前提となる。進行役は大人が担うケースが多いが、一定結論に導くことはせずに対話を終える。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は「自由な市民を育成するために重要な意味がある」とp4cを評価。子どもの哲学国際学会(ICPIC)は世界各地で活動を推進している。

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