子ども・子育て会議(読み)こどもこそだてかいぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「子ども・子育て会議」の意味・わかりやすい解説

子ども・子育て会議
こどもこそだてかいぎ

子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)に基づき、子育て支援の政策参画、関与するため、2013年(平成25)4月に内閣府に設置された審議会。保護者、都道府県知事市町村長、事業主や労働者の代表、子ども・子育て支援に関する事業に従事する者、学識経験者などから、内閣総理大臣に任命された25名以内の委員で組織される。認定こども園保育施設の設置・運営にかかわる基準、保育施設等に支払われる費用や保護者が負担する費用の基準などを審議する。

 2013年4月以降に国の規定と同じく、地方版子ども・子育て会議が条例で設置され、市町村都道府県の教育、保育施設や地域型保育事業などの施策に関し、地域のニーズを反映する役割を担っている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む