子院(読み)シイン

デジタル大辞泉 「子院」の意味・読み・例文・類語

し‐いん〔‐ヰン〕【子院/支院/枝院】

本寺境内にあり、本寺に付属する小寺院禅寺では塔頭たっちゅうという。脇寺わきでら
本寺に属する寺院。末寺

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精選版 日本国語大辞典 「子院」の意味・読み・例文・類語

し‐いん‥ヰン【子院・支院・枝院】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 同一境内にあって、本寺に付属する小寺塔頭(たっちゅう)。寺中(じちゅう)。脇寺(わきでら)
    1. [初出の実例]「昔の浅草と云ふものは雷神門から仲見世を経て伝法院と其の子院(シヰン)仁王門を入りて本堂及び其周囲だけであったが」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)
  3. 本山の支配下にある寺院。本寺に属する寺院。末寺。

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