中国の字書。明(みん)の梅膺祚(ばいようそ)の撰(せん)。1615年(万暦43)刊行。3万3000余の漢字を214の部首に分け、部首の配列および部首内部の漢字配列はいずれも筆画の多少により、各字の下には古典や古字書を引用して字義を記す。検索しやすく便利な字書として広く用いられた。部首内の漢字を筆画順に並べることは金(きん)の韓道昭(かんどうしょう)『五音篇(へん)海』(1208刊)に始まるが、本書は筆画順の原則を部首にも適用し、かつ部首の数を『説文解字(せつもんかいじ)』の540、『五音篇海』の444から大幅に整理した。214部による筆画順の漢字配列法は、清(しん)朝の『康煕(こうき)字典』、中華民国の『辞海』、日本の各種漢和字典にも受け継がれ、字書史上に大きな意味をもつ。
[平山久雄]
『福田襄之介著『中国字書史の研究』(1979・明治書院)』▽『小川環樹著「中国の字書」(『日本語の世界3 中国の漢字』所収・1981・中央公論社)』
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