孤客(読み)コカク

デジタル大辞泉 「孤客」の意味・読み・例文・類語

こ‐かく【孤客】

一人で旅をしている人。
「遠く万里の―となり」〈芥川開化殺人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤客」の意味・読み・例文・類語

こ‐かく【孤客】

  1. 〘 名詞 〙 ひとりだけで旅している人。一人の旅人。こきゃく。
    1. [初出の実例]「月の出塩の波の音、孤客(コカク)の舟の棹の哥、いづくをそこともしらね共」(出典保元物語(1220頃か)下)
    2. [その他の文献]〔王維‐宿鄭州詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「孤客」の読み・字形・画数・意味

【孤客】こかく・こきやく

一人旅

字通「孤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android