孤客(読み)コカク

デジタル大辞泉 「孤客」の意味・読み・例文・類語

こ‐かく【孤客】

一人で旅をしている人。
「遠く万里の―となり」〈芥川開化殺人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤客」の意味・読み・例文・類語

こ‐かく【孤客】

〘名〙 ひとりだけで旅している人。一人の旅人。こきゃく。
保元(1220頃か)下「月の出塩の波の音、孤客(コカク)の舟の棹の哥、いづくをそこともしらね共」 〔王維‐宿鄭州詩〕

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普及版 字通 「孤客」の読み・字形・画数・意味

【孤客】こかく・こきやく

一人旅

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